換気の徹底により、

感染症に負けない

日本をつくる
C-Kanプロジェクト

※使用する測定器の種類によって表示方法が異なります。

CO2濃度を測定しています

C-Kanプロジェクトでは、お店や施設のCO2濃度を測定しています(使用する測定器の機種によって表示方法が異なります)。

測定器は店の奥のよく見えるところ、またはテーブル上に設置されています。

室内のCO2濃度が800ppm未満を良好、800〜1,000ppm未満を換気注意、1,000ppm以上を換気必要とお考え下さい。

店舗、施設の方が状況を把握のうえ、換気レベルを適宜調整することを促しています。

CO2濃度でコロナの

感染リスクが分かる

換気が不十分な場合、感染者の呼気に含まれていたコロナウィルスが長く空気中を漂い、ウィルスを吸う量が多くなることで、新たな感染につながります。
マスクをしていたからといっても、安心できません。
換気の状態は、人の呼気に含まれるCO2の室内濃度で測ることができます。

コロナは、エアロゾルで感染する

当初、コロナウィルスは飛沫感染と接触感染と定義されていましたが、ウィルスが3時間以上漂うことが分かってくると、主な感染経路に空気感染(エアロゾル感染)もあることが明らかになってきました。

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当初WHOの見解では、コロナウィルスは飛沫感染と接触感染のみで、飛沫はすぐに落下するので、ウィルスが空気中を長く漂うことは想定されていませんでした。
しかし、ウィルスが3時間以上漂って生存することもあることがわかってくると、WHOは21年4月、ホームページで公開されている主な感染経路の解説に空気感染も明記しました。
同年12月に更新された最新版でも「エアロゾルが空中に浮遊したままになるか、あるいは会話をするときの距離よりも遠くに移動する」として空気感染に注意を促しています。
日本でも2022年3月28日、国立感染研究所の見解として、感染の経路は主に3つあり、
(1)エアロゾル感染
(2)飛沫感染
(3)接触感染
であるとして、エアロゾル感染を認めました。
日本でも今後は換気の徹底があたりまえになり、国としての換気対策の後押しが見込まれます。
なおエアロゾル感染の明確な定義は無いようですが、≒空気感染とお考え下さい。

安心できる室内環境とは

空気中のCO2濃度を測定することによって、感染者が室内にいたときの空気中に漂うウィルスの量がわかります。ビル管理法ではこれを1,000ppmと定め、感染症対策に有用な換気の目安と認識されています。

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空気中の二酸化炭素濃度は0.04%程度ですが、呼気にはCO2が3~5%と多く含まれることから、CO2濃度を測定することによって、感染者が室内にいたときの空気中に漂うウィルスの量のレベルがわかることになります。
1970年に制定されたビル管理法では、安全確保、健康維持の観点から、環境衛生管理基準を1,000ppmと定められました。これは、感染症対策としての換気の指標として使うことを意図したものではありませんが、1,000PPM(0.1%)が感染症対策における有用な換気の目安であることが、広く認識されています。

1,000ppmってどれぐらい?

室内では、換気が良ければ1,000ppmを超えることはまずありませんが、狭い車内で空調を内部循環にしていると、数分で1,000ppmを超えることが報告されており、その早さに驚かされます。

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室内では換気が良ければ、1,000ppmを超えることはまずありませんが、狭い車内で外気導入ではなく内部循環にしていると、数分で1,000ppmを超えることに、驚かされます。
また、寝室のドアを閉めて寝ると、起床時には1,000ppmを超えることが多いのではないでしょうか。
CO2濃度
の測定に於いては、石油やガスの暖房装置を使用する場合には、CO2が多量に排出されるため、呼気によるCO2濃度だけを正しく測定することはできなくなります。
また、空気清浄機でウィルス除去を行う場合にはCO
2濃度は変動しませんので、空気清浄機の性能と部屋の広さをチェックすることが必要です。

換気のメカニズムを

もっと知ろう

換気とは・・・

室内の空気と外の空気を入れ換えることで、室内の空気中にある汚染物質を室内から外へ出したり、薄めたりすることです。

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室内の空気と、外の空気を入れ換えることで、室内の空気中にある汚染物質を室内から外へ出したり、薄めたりすることです。

汚染物質には、

  • 二酸化炭素(CO2
  • ⼀酸化炭素(CO)
  • ホルムアルデヒド(HCHO)
  • 揮発性有機化合物(VOC)
  • ハウスダスト
  • 花粉
  • 細菌
  • ウイルス

などがあります。

室内の空気の汚れを浄化するために、定期的な換気が必要となります。

必要換気量とは・・・

室内の空気を衛生的に保つために最低限換気しなければいけない、厚生労働省によって定められた空気の量のことを指します。

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室内の空気を衛生的に保つために最低限換気しなければいけない空気の量(一人あたり毎時 30m3/厚生労働省)のことを指します。
この必要換気量を知る目安となるのが、二酸化炭素濃度の濃度を知ることになります。

建築物衛生法では、二酸化炭素濃度を 1,000ppm 以下に抑えるよう定められています。

この必要換気量は、「どの程度の広さの部屋」に、「何人いるのか」により変化しますが、部屋の広さ、そこにいる人数に関わらず「二酸化炭素濃度を 1,000ppm 以下に抑える」ように換気することが、室内の空気を衛生的に保つために効果的だといわれています。

換気の種類

換気には自然換気と機械換気があり、機械換気は、そのしくみによって、第一種、第二種、第三種に分かれています。

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換気には自然換気として、風の圧力を利用した「風力換気」、屋内と外気の温度差で空気に浮力が働き、この空気に働く浮力を利用した「温度差換気」があります。

また機械換気としては、第一種機械換気や第三種機械換気などのような 24時間換気システムの全般換気と、トイレやキッチンなど水蒸気や臭気などが溜まりやすい場所を局所的に換気する局所換気があります。

全般換気の第一種機械換気は、給気と排気共に機械で行うものとなります。
第二種機械換気は、給気を機械、排気を自然排気で行う方法で、給気を機械で強制的に実施することで室内気圧が室外よりも高くなり、排気が自然に促されます。
第三種機械換気は、給気を自然、排気を機械で行う方法で、排気を機械で強制的に実施するため、室内気圧が室外よりも低くなることで、給気が自然に促されます。

最も普及している第三種機械換気の図

CO2以外の空気中汚染物質

空気中の汚染物質により、様々な健康被害が生じます。
そして、誰もが化学物質過敏症を発症する可能性があるのです。

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空気中の汚染物質により、様々な健康被害が生じます。
そして、誰もが化学物質過敏症を発症する可能性があるのです。
化学物質過敏症は生活に様々な支障が生じ、改善が難しいことから、絶対にかかりたくない病気の一つです。

以前話題になったシックハウス症候群もその一つです。
原因としては住宅の建材によるものが当初多かったのですが、最近では柔軟剤などに含まれる香料による発症が多くみられるようになりました。

〔参考〕

(一社)日本環境保健機構

(同機構)室内空気質安全サイト

(一社)日本室内空気保健協会 化学物質過敏症サポーター

こんな店・施設等は特に要注意(空気の流れがわからない場合はCO2濃度の確認が必須)

  • 狭くても、冷暖房などのため、入口を締め切っている店
  • 締め切られている個室の利用(適切なサイズの空気清浄機使用の場合を除く)
  • カラオケのできる飲食店
  • 保育園の遊んだり昼寝をするスペース
  • 学校の運動クラブ活動(運動時マスク不使用の場合)の更衣室
  • 老人ホームやデイケア施設の食事スペース
  • 会議室や屋内イベントスペース
  • 観光バスの車内

こんな店はCO2濃度がわからなくても安心

  • 大規模商業施設内のお店で入口が開いていて、奥まで見える店
  • 入口が常時空いている路面店で、奥まで見える店

さらなる安心のために

いくら換気のいい場所でも、100%安全というわけではありません。

感染者がマスク無しで大声を出したりすると、前にいる方がマスクをしていても感染するリスクが高まります。

無症状の感染者が多くなっていますので、黙食やマスク会食、ソーシャルディスタンスにも注意が必要です。

コロナ対策にマスクを着用することは、今や常識となりましたが、基本的感染対策である手洗いも続けて習慣化していきましょう。

また、複数回のワクチン摂取も重要な感染対策の一つですので、早めに接種を受けるようにしましょう。

ご家庭でも、換気や加湿器の使用、帰宅したらすぐのマスクの廃棄と手指の洗浄や消毒、健康管理にも注意しましょう。

コロナ対策にマスクを着用することは、今や常識となりましたが、基本的感染対策である手洗いも続けて習慣化していきましょう。

また、複数回のワクチン摂取も重要な感染対策の一つですので、早めに接種を受けるようにしましょう。

個室ではフロアの換気が行き届かない場合があります。

空気清浄機(CO2濃度に変動ありません)が設置されているかどうか、個室内で独自の換気がなされているかどうかなどをご確認ください。

空気清浄機が設置され、きちんと稼働している場合には、安全かもしれません。

独自に部屋にCO2濃度測定器が設置されていれば、その数値を確認する。もしくは、ご自身で測定器を持ち込んで確認されることをお勧めします。

ご留意ください

レジのところに計測器を置いている店がよく見かけられますが、レジは店の入口の近くにあることが多いので、店内のどこよりも数値が低く表示されるケースがほとんどです。これでは意味がありません。
また、テーブル席で燃焼器具を使う店、石油・ガス暖房を使用している店ではCO2濃度がその分高くなるため、1,000PPMの基準をあてはめることはできません。

経済産業省のガイドラインでは、CO2濃度測定器は光学式(NDIR式や光音響方式)で補正(校正)機能が付帯したものを推奨しています。
呼気を吹きかけると測定値が大きく変動し、消毒用アルコールには反応しませんので、くれぐれもご注意ください。

安全だけでなく、お客様に安心をお届けする時代へ

コロナ禍によって学んだことは・・・

「自分や家族の命・健康は、結局、自分たちで守らなければならない」ということです。

3密回避とマスク着用、手洗いなどは、新しい習慣として日本人の間にほぼ定着しましたが、2022年になって以降、実はそれだけでは足らなかったということを学びつつあります。
コロナのエアロゾル感染から私たちの命・健康を守るためには、従来行ってきた人流抑制や営業時間規制ではなく、換気の徹底こそが求められているのです。
この換気の徹底のレベルは客観的な数値によって、自分の目で確かめられるものであってこそ、”安心“が得られます。

だから、私たちは店・施設にCO2濃度の表示を求めるようになります。
そして、基準値である1,000PPM以下であることを確認するようになります。

店・施設は“安心”を求めるお客様の要望に応える形で、今後はCO2濃度の表示が次第に当たり前になっていくに違いありません。
この流れをC-Kanプロジェクトによって推進することで、感染症に負けない日本をつくることができると考えています。